113系初期車よ ありがとう
113系初期車 回想録
2006(平成18)、11、25(土) アップロード
千葉駅3番線に停車中の113系1000番台初期車 90番編成
2006(平成18),7,8 (土)
房総の普通列車として長年親しまれてきた113系初期車。
東海道からの転属113系2000番台車がスカ色に塗り替えられ
続々登場している昨今、
一方で高崎からの211系3000番台も登場し
廃車が噂されていた113系初期車。
そして 2006年11月3日(金)からの211系本格運行開始を機に
とうとう廃車されてしまいました。
外から見れば
窓枠の凸凹がなく角にRの付いた非ユニットサッシ窓。
屋根上に賑やかに並ぶ後付けの分散クーラー。
戸袋窓の上に残るサボ受け(行き先を書いた鉄板を差し込むための枠)。
車内に入れば
天井にぶら下がった扇風機。
壁に赤い扇風機スイッチ。
二段とも天井側へ押し上げて全開できる窓。
扉の開閉パターンを変えることにより客室に出来るクハの運転室助士席。
なんとも味のある車輌でした。
左の画像は 113系1000番台
同じ1000番台ですが
ユニット窓 集中クーラーと
外観が少し異なります。
運転席側面の窓配置も
初期車とは異なります。
幕張車輌センター 306番編成
千葉駅5番線にて
2006(平成18)、10、1(日)
クハ111−1346 モハ112−1062
モハ113−1062 モハ112−1061
モハ113−1061 クハ111ー1047
の6連
クハ111−1003
2006(平成18)、10、1(日) 内房線 青堀駅
113系初期車 クハ111ー1003の車内
運転室助士席側(向かって右側)の座席。縦の手摺が 鉄道員の背後の壁際にあります。
この車輌は編成の中間に入るとき、この壁を外側に開いて客室スペースにします。
ちょうど鉄道員の立っているあたりは客室になります。
クハ111−180を中間にした
6連+4連の10両編成。
クハ111−180運転室助士席側が
客室スペースとして使われています。
2006(平成18)、10、1(日)
内房線内 木更津付近。
扇風機のスイッチはロングシートとクロスシートの境にありました。
JRマークの入った扇風機も最近では見かけなくなりました。
千葉駅に到着。
房総の113系10両編成は、内房線、外房線だけの運用です。
2006(平成18)、10、1(日)
初期車(向かって左)と後期車(同、右)の連結部分。
113系は運転室の左右が元々非対称なので
比較しにくいのですが細部の違いが見て取れます。
2006(平成18)、10、1(日)
上の画像の電車は 幕張車輌センター 90番編成。
写真手前(最後尾)から
クハ111−1333 モハ112−1034 モハ113−1034
モハ112ー1033 モハ112ー1033 クハ111−180
の6両編成。 撮影時では希少となった全車初期車の編成です。